
TIPS
旅の宿は楽しさを
大きく左右する要素です
宿泊先は旅の楽しさを大きく左右する要素です。
なので旅先の雰囲気を最大限持っている場所、インテリアのホテルを選びたいものです。
このページでは、予約サイトを使って、旅の最適な宿泊施設をを予約する方法を紹介します。
宿泊先をお得に選ぶのはタイミング
いきなり広めの話にしますが、どんな都会でも泊まるところが全くないという状況は起こりえません。基本的には旅行者が多い地域では、大小ありますが新しいホテルがどんどん開業します。
逆に観光地でもない地域で1軒しかホテルがないとようなところは、何かの拍子で満室になる事はあるでしょう。そうした場合、隣の町に行かないと泊まれないことはあると思います。
個人的には仕事でない場合、初日しか予約しません。初めての旅先は実際に眼で見ないと分からない事が多いからです。3日滞在しようと思っていたけど、1日でほとんど見終えてしまったとか、雰囲気がいいのでもっと滞在したいとか…
ポイント1
旅先の宿泊施設が全て満室になる事は、まずない。
ハイシーズンでなければ、慌てないこと。
万一のホテルが全くない確率は?
でも当日予約が出来ずにで泊まるところがないということが起きたら困るだろうという不安があると思います。
個人的な世界中旅している経験として、当日予約で泊まるところがないという場合は2008年(ずいぶん昔になりましたが)1度だけしかありません。それはスペインのコルドバでしたが、一年で一番大きな祭りフェリオの週なのを知らないで訪ねたときでした。
ちなみにその当時は今のようなホテル予約サイトがほとんどない時代でした。コルドバの数軒のホテルをまわって、全て満室と言われただけです。実際にコルドバのホテル全てが満室だったということではなく、予約サイトがない時代、訪ねたホテル10軒が全て満室だっただけです。
今だったら予約サイトで、開いているホテルが地図で表示されますから、少し距離が遠いか、予算が高異など条件を変えれば全く泊まるところがない、ということはハイシーズンでも発生しないでしょう。
予約サイトがない時代は、宿がないということがあったが、今は心配ない。


小さな宿泊施設ゆえの安心感と
独自のセンスを楽しむ
個人的には、普段は小さなホテルを選びます。なぜかというと小さなホテルは施設がコンパクトな分、レセプションと客室が近くスタッフとFace to Faceのコミュニケーションになることがおおいです。周辺情報が得やすいという経験からです。
またホテルが宿泊客の顔が覚えているので、不審者が入りにくい傾向はあると思います。荷物を預かってもらう場合も、引換証などなくても誰の荷物かわかってくれる場合がままありました。
加えてホテルのインテリアなど、オーナーの好みが現れていて、小さな気の利いたホテルを探すのが楽しい旅の経験になります。
ポイント2
スモールホテル、ブティックホテルは個性的な体験が出来る


予約サイトの使い方を整理しましょう

最近の予約サイトは、ホテルだけでなく民泊/アパートメントも並記されています。アパートメントは広くてキッチンなどもあり便利ですが、基本的にレセプションがあるわけではなく、建物や部屋の暗証番号を予約サイトのメッセージで受け取るだけです。それなりに丁寧なサポートはしてくれますが、face to faceではないので、英語はある程度必要です(翻訳ソフトで十分対応出来ますが)。
アパートメントで注意すべきなのは、物件によっては手数料が宿泊代金と同じくらい別料金でかかる場合があります。清掃料金の場合、何泊しても別料金は1回だけだったりしますが、予約確定画面をしっかり確認する事は必要です。
一瞬安く見えて予約してしまいそうになりますが、かなり注意したほうがいいでしょう。
ポイント3
宿泊料金以外の付帯費用をチェックする
メジャーな予約サイト、Booking.comの予約例で説明します
Booking.comのトップページに行くと、地域名、期日、人数構成を入力する画面になります。
「パリ」(執筆時から約1か月後の)2月5日チェックイン、2月7日チェックアウトと入れて、検索をクリックします。

ここで条件設定を使い、予算上限は12000円/泊、宿泊施設タイプをアパートメントとホテルに絞ります。そして宿泊者の評価は8.0以上で絞り込みます。

加えて、並べ替えを料金が安い順にしました。

あとは地図表示にして、泊まりたい場所の宿泊施設を選ぶのですが、この予約だと環状道路の内側には条件に合うホテルがまったくありません。

この場合は環状線の外の宿泊施設から選ぶことになります。1件調べてみます。
価格を見ると2泊で12504円です。ただ下に税・手数料が15850円とあります。

折角なので試しに、ページを見に行きましょう。
真っ白な壁で日本人好みの部屋だと思いますが、占有面積を見ると15㎡です。フランス郊外にも日本のようなワンルームマンションがあるのでしょうか。
また、小さく書かれた税・手数料を合算すると28354円です。
高いか安いかは人それぞれでしょうが、料金が解りづらい表示になっています。私はあまりいい貸し主だと思えません。
返金不可というのも注意です。数日前からのキャンセル不可は当たり前ですが。
部屋タイプはスタジオとあるので、クリックして部屋の写真を見てみましょう。

廊下の写真から察すると、小さく部屋分けされたフロアのようです。
ベッドが映っている2枚の写真を比較すると、ベッドは引き出し式のようです。

やはり税・手数料が気になります。ワンルームマンションのような狭い部屋でかかる費用としては高い気になります。
個人的にはこうした場合、選ばないでしょう。
ポイント4
予約サイトでは専有面積と写真は丁寧にチェックする
直近の価格変化を比較する

環状道路内の1軒をチェックすると2泊で13430円に税・手数料が2180円という施設がありました。合計しても15610円。パリで8000円程のプライスです。一人あたりであれば4000円程です。
詳しく見てみましょう。
口コミの数は4軒とかなり少ないですが、写真を見るかぎり最近リフォームされた空間に見えます。窓際のバスタブはパリっぽいですね。
ベッドを確認するとシングルベッドとソファベッドという構成なので、友人同士あるいは一人旅であればいい選択でしょう。

ポイント5
直前日で検索し予約当日が近づくと価格が下がる物件か先に調べてみる
宿選びはゲーム感覚で
こんな感じで宿泊設備を選ぶのは、ゲームのようで楽しいです。
私の場合、概ね10件くらい条件に合う良さそうなホテルを見つけ、候補に入れ、その中で決めます。
旅を楽しむという意味でも、手頃で快適な宿泊施設を見つける技は、旅先を自分のエリアに出来たようで満足感もあります。
ぜひ、参考に試して下さい。