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旅にたくさん行きたいから、
航空券を安く購入したい
飛行機は大好きです。毎回、予定通りに到着しなかったらと心配しながら空港に向かう緊張感。心持ち急いで向かう発券カウンター。搭乗手続きで、預け入れ荷物の重量を心配したり、ちょっと面倒な搭乗手続き。手荷物検査と通関…などなど。でも結局、飛行機は移動手段。安くて良いほうが決まっています。今回は、経験を元にした航空券を安く手に入れる方法を紹介します。
安い航空券というのは、どうして出てくるか
オーバーブッキングという言葉はご存知だと思います。飛行機に限らず定員以上に乗客の予約をとってしまった状態ですが、インターネットの時代になってから、劇的に減りました。昔はエコノミークラスで一番最後に発券すると、席がなくビジネスやファーストクラスに移るということもありましたが、今はほとんどありません。
インターネットの時代になって、航空会社の予約システムは旅行会社も個人予約も情報を統合して管理できるようになりました。席の予約状況がリアルタイムで把握できるようになると、混雑している日と空いている日がわかります。そうすると混雑している日は高い運賃、空いている日は安い運賃を設定することが可能になりました。それをダイナミックプライシングといいますが、現在の航空会社のほとんどはダイナミックプライシングで変動価格になっています。
予約が少ない日は安い


基本的に早めの予約が安い
出発日が近づけば近づくほど客席が埋まっていくのは当たり前のことです。予約状況がリアルタイムで分かるのであれば、予約は早いほうが安いというのが基本です。はるか昔は、2週間前に予約状況を集計して、そのときに空席が多い場合値段を下げるということが行われていたようで、出発2週間前に航空券を探すというのテクニックの一つでしたが、今はあまり意味がないと思います。
それに出発2週間前だと旅行の予定は概ね決まっているでしょうから、航空券の選択の余地はあまりないでしょう。
ポイント2
早めに予約する


まず行き先へどんな飛行機が飛んでいるか確認
例えば東京からパリへ旅行するばあい、どこの飛行機が飛んでいるか全部知っている人はほとんどいないでしょう。
これを調べるのはフライトのポータルサイトが便利です。skyscannerやエアトリ、iTripなどたくさんのポータルサイトが出てきます。ここでどんな航空会社がどんなルートでいくらで飛んでいるかを調べます。今回、安い航空券を買う話なので、安い順に並べて見ていきます。またgoogleで「東京 パリ フライト」と検索すると、前後半月の平均費用と航空会社も安い順に出てきます。この記事を書きながら見ているとJALの直行便は約38万円で14.5時間、中国南方航空は約12万円で30時間ほどでした。時間に自由があればですが、乗り換えの場所もついでに観光してはどうでしょう。予定外の旅も楽しいものです。
ポイント3
ポータルサイトで目的地への航空会社と料金を一覧的に見る


それぞれの航空会社のサイトをチェックする
ポータルサイトで見つけた航空会社のサイトをチェックします。ポータルサイトからも旅行会社経由で予約はできるのですが、預け入れ荷物が入っていない料金だったり、キャンセル条件が悪かったり。そして一番の課題はトラブルが発生した場合、ウェブでチケット発券する旅行会社のサポートはほとんど期待できません。(現実的にはパッケージツアーでない限り、大手旅行会社で航空券を発券しても、海外への個人旅行でサポートはほとんど期待できません)
個人旅行ですから、アクシデントには自分で対応するという事は前提になります。(実際にトラブルに遭遇するとわかりますが、それほど対応は難しくありません、それはまた次回以降に)
その前提で考えると航空会社から直接買ったほうが、条件なども明確に書かれているので安心できるというのが経験的な感想です。
ポイント4
航空会社のサイトで購入する


航空会社のサイトでチェックする順番
日程が決まっていれば、日程を入力して(概ね3段階の)価格から条件にあったチケットを購入すればいいので簡単です。
ただここで注意したいのは、変更・キャンセル条件と変更・キャンセルの方法です。安いチケットはキャンセル不可になっている場合もままあります。変更の可能性があるようであれば、キャンセル不可のチケットは避けるべきでしょう。
航空会社のサイトによっては前後1週間、あるいは月単位で料金を表示するページがあります。日程をフレキシブルに組めるようでしたら、最安の日程を組めばかなり安くなります。(たぶん正規の方法で最安チケットを取るのはそこから選ぶのが一番安いかと思います)
ポイント5
変更・キャンセル条件を確認し、前後日程で安い日を選ぶ


ダイナミックプライシングの罠
いくつかの航空会社のサイトで料金をチェックして、翌日に最終的に決めた旅行会社へ申し込みをしようとすると高くなっているということがままあります。
これは(たぶん)短い時間でサイトに再訪すると値段を上げて表示するプログラムが組まれているのではないかと思います。誰だって最終的に決めたのに値段が上がっていたらば、焦りますよね。もっと上る前に注文しようとしませんか。
これに関しては、別のパソコン、あるいは別のスマホを使って、同じ日程を調べてみるほうがいいです。それでも価格が上がっていれば、もう買うしかないですし、安かったらその価格で買えばいいでしょう。
いずれにしても経験としては24時間程度経過すると値段が戻ることが多かったように思います。
ポイント6
価格は空席状況だけでなくサイトのプログラムでも変わってくる模様。激安は基本的に空席が多いからで、突然席が埋まるということは考えにくいので時間がなくとも焦らない。
実際にフラッグ・キャリアからLCCまでチケットを取っていて、一番コスパのいいと感じている方法を紹介しました。旅行に出る回数が多ければ多いほど、飛行機代金は安いほうが決まっています。安い航空券でも乗る飛行機が同じであれば、だいたい同じです。安く買ったから航空機が悪くなるということはないので、できるだけ安く買えるといいですね。
また経験的には空港には早く到着したほうが良いと思います。発券待ち、出入国手続きで乗れないのではないかという心配は、せっかくの旅行に無駄なストレスになりますから。