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復活クリスタル・シンフォニー体験 2

フィリピン・マニラの乗船

 フィリピンは感覚的に、キャッシュがあったほうが安心の国です。港にATMがない場合のために入国時は細かい米ドルを持っていたほうがいいでしょう。
 前泊したマニラホテルからは埠頭に停まっているクリスタル・シンフォニーの全景が見えます。
 ただクルーズポートは一つ隣になり、一旦陸地側の大通りに出てからしか行けないので2kmはありそうでした。荷物を持って歩いていくには辛い距離ですので、Grabあるいはタクシーをお勧めします。


 

クリスタル・シンフォニーへ
乗船します♪

 船内の基本レイアウトは飛鳥IIと同じです。なので日本で飛鳥IIに乗っていた人には、乗船直後から自分の船のように自由に歩けると思います。
 違いは、インテリアです。全体的に新しくスタイリッシュになっていて、若い印象の船に仕上がっています。乗客もファミリーが多く、世界中から来ている印象です。アジア系オーストラリア人などはグループでの参加が多かったように思いました。

クリスタル・シンフォニーのメインダイニング

 

 

乗ったらまず、船内を探検しました

 上から一つ一つ見ていきましょう。
 最上階の12デッキは、スポーツとビューティのエリアになっていてます。
船首側にはパットゴルフ、中央にはパドルテニスコートとドライビングレンジがあり、船尾側にはジムとビューティースパ&サロンがありました。その外周は周回できるランニングエリアになっています。
 乗船中、仲良くなったお客さんと船上世界選手権をやったりしていました。
 

パドルテニス、未経験者でも手軽にできました

12デッキを一周するランニングエリアです

海風を受けながらのスパ、気持ちいいでしょうね

髪の毛ツルツルのケラスターゼで全身ケアです

 

デッキ11をくまなく歩いてみます

 11デッキの船首にはクリスタル・シンフォニーで最も絵になる場所だと思うパームコートがあります。船首に向かって180度に広がる傾斜のある窓際に、巨大な王様の椅子のような家具が並びます。中央にはダンスパーティやヨガレッスンで使われるフロアがあります。スポーツカーのようなインテリアの空間は、いつ訪れてもわくわく感がありますが、早朝や夕方の太陽が少し差すタイミングは美しいコントラストも楽しめます。
 そしてアフタヌーンティの会場であり、一流ホテル同様かそれ以上のケーキや紅茶が楽しめました。特にティータイムは窓際の席がオススメです。

パームコートのアフタヌーンティです

王様用のような大きな椅子に座って海を見ます

 
 パームコートのエントランスと向かい合っている2つの入口はキッズルームのウェイブスとファンタジアです。
 ファミリーでの乗船で、子どもたちが楽しめるようなカラフルな2つの空間はトンネルのような通路で繫がれていて、ちょと秘密基地のような雰囲気もあります。2つのキッズルームにはブロックやボードゲーム、テレビゲームなど多彩な遊具があります。

海風を受けながらのスパ、気持ちいいでしょうね

髪の毛ツルツルのケラスターゼで全身ケアです

 

クルーズといえば、大海原で
のんびりプールでくつろぐ時間です

 クリスタル・シンフォニーで最も華やかな場所がシーホース・プールのエリアでしょう。デッキチェアに座るだけで、スタッフが飲み物を聞きに来てくれます。メニューは不要で、好きな飲みものを伝えれば持ってきてくれます。
 なんといっても南国の日差しを大海原のエクスクルーシブな空間で楽しむ贅沢は、ラグジュアリー船だけで味わえる特別な時間といえます。
プールにのんびり浮かんでいるカップルや、日陰の席を選んで気に入った本を読んでいたり、思い思いに時間を過ごしているのが絵になっていました。

スタッフが飲み物や軽食を聞きに来てくれます

外側は上階のランニングエリアの下で日陰です

 

多彩なレストランが続く11デッキ

 シーホース・プールから船尾に進み室内に入るとトライデント・グリルがあります。アメリカンスタイルのカジュアルなハンバーガーやトルティージャとジェラートが食べられます。
 ただ船上のポジションとしては、間食的なものなので、ここで食べ過ぎは注意しましょう。メインディッシュが食べられなくなります。

シャキシャキした野菜とソースたっぷりのトルティーヤ

アメリカンスタイルの王道、ハンバーガー

 

本格的なアメリカンクリエイティブ料理

 トライデントグリルと隣接しているのが、テイスト・キッチン&バーです。このレストランもアメリカンスタイルですが、カリフォルニア・キュイジーヌが意識されています。白を基調に明るい雰囲気ですが、壁の一面が緑化された洒落た作りになっていました。
 驚いたのが料理。ケイジャンスパイスをまぶした軽く焼いたサーモンをスイカとハラペーニョのミックスソースでいただきます。そしてパンでなく、日本でいえば赤飯です。このグローバルミックスな感じには驚かされましたが、意外というかかなり好みの美味しさでした。そして、それでいて焼きそばもあったりします…。もっと食の冒険を楽しんでみたいお店でした。

サーモンのケイジャンパウダー包み、スイカのソース

シーフードサラダがシーザードレッシングと合います

おしゃれなバーエリアはのんびりくつろげます

ダイナーエリアの天井はガラス張りです

 

何でも食べられるビュッフェレストラン

 船尾にあるのがビュッフェレストラン、マーケットプレイスです。ここは率直になんでもあるという印象です。味噌汁も、蕎麦もあったりします。ただ2週間くらい乗らないと、行かないような気がしました。(今回はお試し的に、つまんでみました)
 クリスタル・シンフォニークラスのラグジュアリー船は、一流の料理チームが考えた、こだわったコース料理のレストランがいくつもありますので、まずはそちらを食べ尽くしたいと思います。そうすると、どうしてもビュッフェは後回しになりますね。

海を眺めながらの食事の時間はクルーズの醍醐味です